まだまだ寒さが身にしみる中、パレット柏において行われました。このコンテストは、東葛地区在住在学の外国人の日ごろの思いを聞いてお互いの理解を深め、また日本語学習者にとって日本語上達の一助となることを目的として行われています。
第1回は2017年3月に行われました。当時日本体育大学柏高校の生徒だったスガラクチャー ビャンバスレンさんも参加しました。横綱になった豊昇龍関です。
今回の発表者は、8か国からの14名でした。会場には110名が来場、オンライン視聴者は50名。年々視聴者が増えています。コンテストの司会は、第8回に柏市長賞を受賞した、スリランカのイルシ チャマスカさんです。
審査員タイムを利用した「ホッと一息タイム」では、県立東葛飾高校のかるた部の皆さんによる、日本文化の一つ「百人一首」の紹介がありました。
発表者は「坊主めくり」を体験しました。コンテストの終了後、発表者を交えた交流会を1時間ほど楽しみました。
■イベントの様子はコチラ>>>
(7/3~7/9)パレット柏 多目的スペース、オープンスペース
世界のおやつを食べながら在住外国人や留学生と市民が交流し、市内団体(ガールスカウト千葉県第17団、柏市観光協会、ITC-J東葛、よさこいチーム千神、麗澤大学、開智国際大学)と一緒に開催しました。
7/3(月)
初日は、ウクライナ、スリランカの人たちとの交流会でした。特に参加者が興味をもったのは食べ物の話。
ウクライナでは味噌や醤油が非常に人気のある調味料であること、スリランカでは子どもの頃から辛いものを食べ慣れていることなど、興味深い内容でした。
日本語、英語を交えての会話で、参加者もわかりやすい言葉を使いアットホームな交流の場でした。
7/4(火)
私たちには馴染みの少ないコンゴ出身の日本語教室の学習者が来るというので、
フランス語での交流のために、スマホの翻訳アプリやポケトークなどを参加者にも駆使してもらおうと用意し、フランス語を話したいという市民の参加もあり、
準備万端!残念ながら、コンゴの方は欠席でしたが、フィリピンとアメリカの2人と英語でのやり取りが始まり、日本のお土産は何がいいかなど、
面白い話題が飛び交いました。ギタレレと言う楽器を持ってきた参加者の伴奏で英語の歌も歌いました。
7/5(水)
メキシコのエンパナーダやブラジルのシュラスコソーセージなどの美味しいおやつを食べながら、
メキシコの観光地カンクーンの話やブラジルコルコバードのキリスト像の話など、わくわくする話でした。しかし、メキシコシティでは1985年メキシコ地震で大きな被害があったそうです。
ブラジルには地震はないそうなので、2011年東日本大震災の時は本当に怖い思いをしたそうです。日本の災害に備えて、防災訓練を在住外国人と一緒にする必要性を感じました。
7/6(木)
インドネシア、タイ、台湾、フィリピンの人たちが、それぞれの国について話しました。参加者からの質問が多かったのは、フィリピンの言語についての質問です。
学校では、英語の教科書を使い、英語で授業を受けているそうです。タガログ語は授業科目で勉強しています。台湾については、どんな漢字を使用しているのか、それは中国とは違うのかなどの質問がありました。
7/7(金)
中国の人をゲストに迎え、七夕当日だったので中国と日本の七夕の違いを尋ねると、
中国は旧暦なので8月21日が七夕に当たることや、自分の願いを託すというよりバレンタインデーのような日だということでした。
中国のお菓子を食べながら、中国でシニアが働くにはどうすればいいか?中国でのマイナンバーカードは?電気自動車はどのくらい普及しているのか?などなど、質問に答えていただき和やかな交流ができました。
7/8(土)
「留学生との交流会」最初は日本語スピーチコンテストに参加した中国の学生の話。ドイツの学生は、パワーポイントで写真を示しながら友人の通訳と一緒にドイツについて発表しました。
インドネシアについても二人の学生が発表し、最後のベトナムの学生は、発表にBGMを使い楽しかったです。参加者からいろいろな質問があり、留学生と楽しい交流ができました。
7/9(日)
最終日は「よさこいチーム千神」のよさこい踊りで始まり、「ガールスカウト千葉17団」クラフト体験ではトイレットペーパーの芯でかわいい黒猫を作りました。
その後「開智国際大学」のミャンマーや中国からの留学生の発表を聞いて、それぞれの国に行ってみたいと思い、最後の「麗澤大学」学生の発表では、
カンボジアの子どもたちへの支援を継続的に続けている姿に感激しました。
7/9(日)オンライン
国際交流ウィークの最後を締めくくるイベント「オンライン難民ワークショップ」は、最近の入管法改正でよく耳にする難民問題について、基礎知識を講師から学んだ後、
『もしあなたが難民となったら一番困ることは何か、そしてその困り事を解決するにはどのような支援が必要か』をグループに分かれて討論。その後話し合いの結果を踏まえて講師より定住支援の仕組みや、私たちにできる支援は何かを学びました。
「交流ウィークの写真はこちらにもたくさんあります」⇒
かしわ国際交流ウィーク紹介(動画)
柏市の国際交流活動を、知ってもらい、理解してもらい、一緒に活動してもらえるように、多くの市民が参加しやすい“ハウディモール”で、毎年開催しています。
10月15日にハウディモールで予定していたフェスタですが、悪天候で、11月12日に延期し、パレット柏で行いました。
当日は、柏市国際交流協会の各委員会ブースで、国際交流活動を紹介する催しや、展示を行い、また日本南東欧経済交流協会によるブルガリア物産品販売や、ルンビニ様による異文化たっぷりの飲食販売なども行われ、大変盛況でした。
2016年度より、柏市に在住、在勤、在学の外国人市民が、日本で生活する中での思いを日本語で発表する「外国人による日本語スピーチコンテストin柏」を開催しています。
日本語を勉強する外国人市民の励みにもなり、スピーチを聞いた日本人の外国人の方々への理解が深まることを期待しています。
2017年度からは柏市のみならず東葛地域に範囲を広げました。2020年度はコロナ禍のために開催できませんでしたが、発表予定の方々の“スピーチ原稿集”を作成しました。
外国人市民の声を多くの日本人市民が知ることが、お互いを知り合うきっかけになると信じて活動をすすめています。
言葉や、習慣、文化の違いをお互いに受け入れて「みんな違ってみんないい」という思いで、「多文化共生社会」を作り上げていきます。
2月11日に「第8回外国人による日本語スピーチコンテストin柏」が開催されました。前年同様、会場視聴に加えオンライン配信をしました。
多くの希望者の中から選抜された15名の発表者により高いレベルのスピーチが行われました。
スピーチ発表終了後の約1時間の審査時間を利用して、会場で、余興の折り紙指導タイムに加えて、「多文化共生」を目指して活動している学生たちの発表を聞きました。
コンテスト閉会後、コロナで中止していた「交流会」を行いました。50~60名が参加し、1時間あまり歓談しました。
| |
名前(日本語) |
オリジナル |
タイトル |
|
| 市長賞 |
イルシ チャマスカ |
Irushi Chamathka |
言葉の大切さ |
 |
| KIRA会長賞 |
チャン ティ ガン |
Tran Thi Ngan |
諦めたかった私 |
 |
| ラン シュウブン |
藍 秀文 |
私の日本の留学生活~チャレンジと人との出会い |
|
| サプコタ アリナ |
Alina Sapkota |
このままじゃだめだ!!! |
|
| 審査員特別賞 |
ダン タン チュック |
Dang Thanh Truc |
アルバイトの話 |
 |
| アイディア賞 |
リ リンナン |
李 林楠 |
コツコツが勝つコツ |
 |
| ユーモア賞 |
イン スイ |
尹 翆 |
日本人の不思議な食生活 |
 |
| |
レ ヴァン ティエン |
Le Van Tien |
年をとっても |
|
| |
ホウ カイ |
彭 佳怡 |
日本との出会い |
|
| |
デンスマー
トゥメンバャル |
DENSMAA TUMENBAYAR |
思っていた日本とのちがい |
|
| |
コウ レイフン |
江 麗芬 |
私と日本の縁 |
|
| |
エム ハムダニ |
M Hamdani |
日本の便利なところ |
|
| |
イン ミガン |
尹 美雁 |
ハッピーな子育てin日本 |
|
| |
ヴ― ミン ドゥック |
Vu Minh Duc |
何のために生きていますか |
|
| |
ト ティ ホン ジウ |
To Thi Hong Diu |
成長になることです |
|