イベントリポート(アルバム)2025年版
「みとめあう世界・広がる友情・ここ柏から」をテーマに、柏駅東口ハウディモールの歩行者天国で開催されました。
外国や日本の踊りや音楽などのパフォーマンス、活動紹介のブース、各国料理の提供に、多くの市民がささやかな国際交流を楽しみました。
世界の各地で戦争や紛争が続き、人々の間の分断が起こっている今、今年のフェスタのテーマの意味をかみしめたいと思います。
パフォーマンス、姉妹・友好都市交流のブース、市民と外国人との交流のブース、スタンプラリーよりひとつずつ担当者の感想を紹介します。
・パフォーマンス
9組のパフォーマンスが華やかに披露されました。
途中、小雨など不安定な天候でしたが、予定通り全プログラムを実施でき幸運でした。
国際交流フェスタらしく、グアム、ペルー、中国のダンスは綺麗な衣装で踊りも華麗、またKIRAKICの外国人によるリズミカルなダンスも楽しかったです。
そして日本人も見聞きする機会が少ない伝統の「太極拳」「殺陣」「琉球楽器演奏」の演技も貴重でした。「津軽すこっぷ三味線」では、観客も「すこっぷ」での演奏体験を楽しみました。
初参加のパフォーマーはブースをのぞいたりエスニックのキッチンカーの食事をしたり、国際交流協会の活動を知る機会になったようです。
これからも一般市民の参加を得てフェスタがより盛り上がることを願います。
・姉妹・友好都市の交流:キャムデン
中断していたキャムデン派遣が2025年3月に再開されたことにより、今年のキャムデンブースはひときわ賑やかになりました。
ブース内はオーストラリア感があふれ、キャムデンの子どもたちが描いた絵や、今年のキャムデンでの交流活動の写真を多く展示しました。
キャムデン派遣に参加した青年たちが来場者にクイズを出したり、現場で行ってきた交流活動を自ら説明したことで、ブース内に来場者が途切れることがなく、
キャムデンとの友好都市交流を多くの方に知ってもらう大変良い機会となりました。
・市民と外国人との交流:国際理解
年に3回、外国出身者を含む講師を招いて世界各国を紹介する講演会、フレンドシップタイムを開催しています。
今年のフェスタでは、直近で紹介をした国、メキシコ、チャド、クロアチアに関するクイズを行いました。なかなかの難問もある中、来場者は果敢に挑戦して知識を深めていました。
また、ヨーロッパを中心に輸入食品や雑貨の販売も行いました。
クロアチアお調味料や本場イタリアのパスタソース、オーストリアのジャムなど珍しい食品や、インドネシアのバティック(ろうけつ染め)の手作りコースターを揃えたことにより、
来場者と海外の甲矢料理の話がはずむ楽しいひとときとなりました。
・スタンプラリー
10ヶ所のブースを訪れ、クイズやゲームに参加したら、スタンプをもらい、10個集めたら景品がもらえるようにしたら、特にお子さんが楽しんでくれました。
フェスタの動画、JCOMで放映された動画を見ることができます。

流山市水代果樹園に、外国人24名、日本人30名が集まり、バーベキューを通して楽しく交流しました。KIRAのメンバーが準備したインドネシアの炒めたごはん、
タイのピリ辛春雨サラダ、フィリピンの鶏と豚の焼肉、フルーツサラダ、ブラジルのホットドッグ、中国・台湾の牛の焼肉、ペルーの牛ハツの串焼き、ジャガイモの唐辛子ソース、日本のソース焼きそばに、
皆、大満足でした。食後は「パン喰い競走」ならぬ、インドネシアの「揚げせんべい喰い競走」で盛り上がりました。ビンゴゲームの景品はスタッフの寄付で賄い、好評でした。
日時: 9月20日(土)11:00~13:00
実施日時:2025年8月4日‐5月22日
詳しくはコチラ>>>
今年も、トーランス市との派遣生交換を実施しました。
実施日時:2025年7月9日~7月29日
詳しくはコチラ>>>
柏市の派遣生が承徳を訪問しました。
実施時期:2505年8月21日~8月26日
まだまだ寒さが身に染みる2月16日(日)「第9回外国人による日本語スピーチ
コンテスト in 柏」がおこなわれました。東葛地区在住在学の外国人市民の考えを聞くことで、
日本人市民との距離が小さくなること、日本語勉強者には日本語上達の一助となる事を目的として行われています。
第一回は2016年3月に行いました。その際、当時日本体体育大学柏高校2年
スガラクチャー・ビャンバスレンさんが参加しました。現在横綱になった豊昇龍関です。
今回の発表者は、8か国からの14人でした。会場には110人が来場、オンライン視聴者は50人。年々視聴者が増えています。コンテストの司会は、第8回に柏市長賞を受賞した、スリランカのイルシ、チャマスカさん。
審査員タイムを利用した「ホッと一息タイム」では、県立東葛飾高校のかるた部の皆さんによる、
日本文化の一つ「百人一首」の紹介でした。発表者は「坊主めくり」を体験しました。
コンテストの終了後、例年通り、発表者を交えた交流会を1時間ほど楽しみました。
みなさんの発表原稿をまとめた「原稿集」は事務局のラックに置きますので、ご覧ください。
また、国際交流センターのHPにも掲載する予定です。
今回の出場者と国名&タイトルは以下の表をごらんください。
詳しくはコチラ>>>
| 発表順 | 名前(日本語) | 名前(オリジナル) | 出身国 | タイトル | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ド タイン トゥイ | Do Thanh Thuy | ベトナム | 日本にいていて驚いたこと | |
| 2 | グエン トゥ ハー | Nguyen Thu Ha | ベトナム | 「一緒に行こう」-幸運なこと | |
| 3 | クリス ピガオ | Chris Pigao | アメリカ | 発音聞いてください | ユーモア賞 |
| 4 | リュウ シウ | 劉 思宇 | 中国 | 日本の学校について | |
| 5 | チェ ムンヒ | 崔 文僖 | 韓国 | 同じをさがす | |
| 6 | ゼーア テッ トン | Zayar Thet Tun | ミャンマー | 日本での新しい経験と挑戦 | |
| 7 | ピュー シン フェー | Phyu Sin Phwe | ミャンマー | 自信をもてるようになった私 | KIRA賞 |
| 8 | サルマ ポウデル ジョティ | Sharma Poudyal Jyoti | ネパール | 「助けてもらう」から「助ける」へ | |
| 9 | ヤッデヒ ディヌジャ ディネクシ デ シルバ | Yaddehi Dinuja Dinekshi De Silva | スリランカ | 日本の自動販売機 | |
| 10 | ヘルナンデス ジョン ジヤン モンタリヤナ | Hernandez John Gian Montallana | フィリピン | 日本に来て感じたこと | |
| 11 | グェン ティ トゥイ チャン | Nguyen Thi Thuy Trang | ベトナム | 「大丈夫ですか」の優しい声 | 審査員特別賞 |
| 12 | カン ウコウ | 韓 宇航 | 中国 | 日本の生活で、感じたことの中から、伝えたいこと | |
| 13 | レー ホン アイン | Le Hong Anh | ベトナム | 孤独の味 | アイディア賞 |
| 14 | ス ジン ジン ソー | Hsu Zin Zin Soe | ミャンマー | はじめての日本 | 市長賞 オーディエンス賞 |
日本語教室学習者のスピーチ発表会をパレット柏で開催しました。
コロナ禍でずっと開催できなかったので、6年ぶりの開催でした。
今回はタイ、香港、台湾、中国、スリランカ、フィリピン、ベトナム、ペルーの8つの国/地域から22名の学習者が、自分の国や自分の家族、日本での生活や習慣の違い、
日本での出来事、自分の将来などについて発表しました。在日年数が4ヵ月から30年の学習者のスピーチを、
家族、友人、日本語スタッフなど61名(発表者を含む)の来場者が熱心に聞き、多くの人が質問をして和やかな雰囲気の中で有意義な時間を過ごしました。
| 発表者 | タイトル | |
|---|---|---|
| チャン チュン ハウさん ベトナム |
「日本に来てからの経験と今後の目標」 | |
| 林 芳宇(リン ホウウ)さん 台湾 |
「猫がくれた幸せ」 | |
| フェルナンド レハンさん スリランカ |
「日本での私の生活」 | |
| 楊瑞寧(ヤン ルイニン)さん 中国 |
「紅葉の思い出」 |
2月9日(日) アミュゼ柏において、14回目の「英語スピーチコンテスト」が開催されました。 高校生から70代まで9名のスピーカーが参加してくれました。皆さん、普段の生活で感じていること、英語との関わり方など、それぞれの思いを英語で発表してくれました。 柏市長賞は岩井華蓮さん、KIRA会長賞は加藤ちひろさん、特別賞と観客の投票で決まるオーデイエンス賞は五十嵐博さんが受賞しました。 審査員、評価者からは発表者への称賛と発表の仕方のためになる言葉もありました。 柏市民の日頃の英語学習の成果を発表する場として、また意見交換の場としても、来年また沢山の方がご参加くださることをお待ちしております。




